FIRO BIANCO UNO (フィーロビアンコウーノ)
FIROの作り手である白井賢治さんは、大手アパレルメーカーにて製品の素材開発、商品企画、 MD、と幅広い経験を経たのちに独立。世界中の素材と向き合った経験から、 1本の糸にこだわるものづくりを目指し、1998年にFIRO BIANCO UNOを立ち上げる。 40年以上も世界中の素材(糸)と向き合い、探して見つけ格闘してを繰り返し、 本人が「これは!」と思う素材は、得てして扱いが極めて困難なものばかり。 誰もが手を出す素材ではない。制作は困難を極めることが分かってはいても 素晴らしい素材を見つけると、これならばきっともっと喜んでもらえると トライせずにはいられない職人気質。 作り手自身がときめく素材は、そんな厄介なシロモノばかりだが、注文を頂いた、限られた数だけをひとつひとつ丁寧に作っている。
FIROは、ほぼ全ての素材がお家での手洗いが可能です。 きちんと扱えば、最初のコンディションが何年も続きます。 型崩れ、色褪せがしにくく、着心地は抜群。 すべての素材を通して、作り手白井氏独自のこだわりとして、 しっかり伸びてきちんと戻ることが、ストレスのない最高の着心地の基本という信念のもと、 「素材が2.5倍以上伸びて戻ること」を基準にされています。 レディースでサイズがほぼサイズで網羅できるのも、この伸縮性のおかげです。
一見普通でしかないのに、実は全然普通ではない、手にして使った人だけが分かる良さ。 肌に近いものを選ぶのは、毎日使う器や、毎日触るファブリックを選ぶのと同じ、もしくはそれ以上。 身の回りを心地の良いものにすると、心が静かに整います。 目をつぶっていても、手触りでそれと分かるような心地の良さをご紹介します。
ウールグレードでは最高級のSuper180’sというランクのウール100%を超極細双糸で仕上げてあります。 一般的なウールが60~72~80番くらいの糸の細さなのに対し、140番双糸という、 糸として存在することも驚くような可紡性の低い中から、 更に伸縮性を持った上質な素材を使って仕上げた、他にはない逸品です。 作り手もこの素材との出会いには驚いたそう。生地の持つ風合いを殺さぬようにムラなく染色するのには細心の注意と技術が必要で、 科学的な樹脂加工を一切せず、素材本来の軽さ・薄さ・風合いを維持しながら原反染めを行っています。落ち感のあるので、大きめサイズを着ても太い印象になりません。触れると分かる滑らかな風合いと上質な艶感。使い勝手はカットソーの感覚なのに、素材の持つ質感がきちんとした印象を与えるので、 1枚で着ても、ジャケットのインナーで見せても上品です。 薄手のウールは、この一枚をベースに着れば、 着込まずとも暖かく快適に過ごせます。
素材 |
ウール100% |
原産国 |
日本製 |
洗濯表示 |
手洗いOK (中性洗剤・洗濯ネット使用・裏返し洗い) |
サイズ(cm)
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裄丈
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身幅 |
着丈
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38
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81 |
73
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62
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*サイズ表に表記してある計測サイズは、若干違う場合もございます。
サイズに関しましてお悩みの方は、どうぞご相談ください。
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